飾らず、無理をせず、自分の心に素直でいること。
アイドルから俳優へと活動の場を変え、ライフステージが変化するなかでも、常に自分の中にある芯を、まっすぐ大切にしてこられたように見える前田敦子さん。
今の前田さんが生きていくなかで大切にしていることや、日々どのように美容に取り組まれているかをお聞きしました。
5年前に出産してから、仕事中心だった生活に変化があったという前田さん。
「子どもが産まれる前は、全部が仕事に直結していたんですけど、今は全然変わりました。子どもには仕事に夢を持ってほしいから、大変なこともあるけど、こんな楽しいこともあるんだよ、と感じられるような環境をつくリたくて。そのためにも私が自分の居場所をどうやってつくって、どれだけ楽しめるかが大事だと思っています。それが今追いかけている目標です」
瞳を輝かせながら現在の暮らしについて語る一方で、「仕事のことで感情が浮き沈みする日もあるんです」と言います。そんなときも、前田さんは常にアクションを起こし続けたいタイプなのだそう。
「立ち止まれない性格なんです。今は子どもがいるので、『このまま旅行に行ってみよう!』とか、突拍子もない行動を取ることが簡単には叶わなくなったけど、何かないかなって、とりあえず自分がいいと思えることを探して動きます。
元々何かする時は友達と一緒がいいと思っていたけど、大人になってからは1人の時間が楽しくなりました。今も色々模索しているんですけど、そんな私を見た親しい人が、『楽しいことを見つけるために、いろんなことをやってみてるんじゃない?』と言ってくれて。自分にはそういう癖があるけど、それは悪いことじゃないんだなと、最近思いました」
そんな前田さんにとって今、自身の力になっていると感じられるのは「続ける」こと。
「続けられていることがあると、達成感を感じることができて、ストレス発散にもなります。何事も毎日継続することに意味があると思っているし、何かを一つでも続けられていると、ほかのことも続けられるような気がします。今は毎日夜に時間をつくって、子どもが勉強している横で、中国語と英語を語学アプリで勉強しているんです。子どもにも英語を勉強してほしいけど、自分が喋れなかったら何の説得力もないし、一緒に楽しめないですから。若い頃は趣味がないタイプだったんですけど、今は色々なことに挑戦してどれかが趣味になったらいいなと思います。継続してみて、その先にある景色を見てみたいです」
何事も気負わずまずは取り組んでみるという前田さんの姿勢は、美容においても同じようです。
「色々情報を調べるより、まずは自分自身で試してみたいです。いろんなものがあるし、新作がどんどん出るからドラッグストアが大好きで。気になるものをまずは手に取って、試してみることを延々続けています」
10代の頃は肌が荒れることもほとんどなかったものの、ライフステージによって変わってゆく肌の状態に悩んだこともあったと言います。
「30代に差しかかったぐらいですごく変化を感じて。子どもを産んでからはケアが追いつかなくなり、『もう元には戻らないかも』と感じたこともありました。でもそこから気合が入りましたね。これまでは手入れをしてもそんなに大きな変化を感じられるような年齢ではまだなかったんですが、最近はアプローチをした通りに肌は変わってくれるので、大人になるにつれてスキンケアの時間は大事だなと思います」
肌とともに体のケアにも積極的に取り組んでいる前田さん。
「今年の9月でピラティスを始めてから1年が経ちます。これまでなかなか続けられなかったんですけど、そろそろ体のことをちゃんとしなきゃと思って。始めて半年ぐらいで体が全然変わったと感じたし、自分の体のことがよくわかるようになって、楽しめるようになりました」
最近はハーブティーにも興味があるといいます。
「香りのあるものが好きなので、気づいたらよく手にとっています。インナーケアができるものや、心に向けたアプローチができるものもあるので、手当たり次第飲んでる(笑)。あと、サプリメントでタンパク質やビタミンを摂ったり。ピラティスやフェイスマスクもそうだけど、続けられるものは絶対に諦めずに続けたいですね」
そんな前田さんが目指す理想の大人の姿とは?
「開放的な状態でいられる大人を目指しています。私はそんなにメイクが得意ではなくて。何かを隠すことが、性格的にも苦手みたいなんです(笑)。だからニキビとかができてもうまく隠せなくて。肌が荒れていると、どうしても隠したくなるじゃないですか。隠さずにいられるように、日々の安定を目指しています。すっぴんでも大丈夫なくらいのコンディションを保っていたいですね」
安定した肌の状態を保つために、前田さんは日々どのようなケアを行っているのでしょうか。
「30代に突入してから小ジワや乾燥によるくすみ、肌荒れが気になるようになりました。小ジワって突然でてきませんか(笑)?そういった悩みに対しても、やっぱり肌に水分を与えることが一番大切だと思っていて。肌に水分がどれだけあるかによって、肌の安定感も笑いジワのつき方も全然違う。だから、とにかく肌を潤すことに注力しています」
前田さんの肌の潤いを支えているのが、365日、毎日欠かさないというフェイスマスクです。
「化粧水が一番肌に浸透※1するお風呂上がりにフェイスマスクを貼っています。なかでも、ルルルンのフェイスマスクは厚みがあって心地よいし、乾きづらい。液が垂れてきたりもしないから"ながら”で使いやすいんですよね。触った時に冷んやりするくらいまで肌を潤すのがマイルールです」
前田さんは、肌の調子に合わせてタイプを使い分けるほどの“フェイスマスク通”なのだとか。
「ルルルンはいろいろな種類があるので、『ニキビができそう』と思ったら肌のバランスを整えるものを使ったり、撮影の前の日に『くすみがきになる!』と思ったら透明感※2がでるものを使ったり。そのとき求めているものに合わせて使うと、肌がその通りに応えてくれるんです。朝はルルルンの『ハイドラVマスク』をつけながら美顔器をしたり、地方に行った時には、限定版のフェイスマスクを買ったりすることもあります」
最近のお気に入りは、大人の透明感※2へアプローチする『ルルルンプレシャス WHITE』だと言います。
「フェイスマスクをはずしてすぐに、肌に透明感※2を感じました。くすみが取れると『綺麗になれたかも!』と気分が上がって、もっと美容を頑張ろうと思えます。
私が若いころはフェイスマスクって特別なものだったけど、いまは手頃な価格で日常的に使えるものになっているから、若いうちから取り入れるといいんじゃないかな。こんなにいい商品が手軽に買えるなんて、今の子たちが羨ましいです(笑)これからも続けていきたいです」
前田さんが大切にしているのは、肌も内面も飾らず包み隠さない、ありのままの状態でいること。
「生き方は顔に出ると思うので、楽しい人生を送りたいです。子どもと一緒に街中を歩いていると、子どもにすごく優しくしてくれる人に出会うことがあって。私も人を助けたりできる余裕を持っていたいです。それが美容にも一番いいのかもしれないですね。笑いジワのような『いいシワ』はつくっていきたいですね」
※提供 Dr.ルルルン株式会社
※個人の感想です。効果を保証するものではありません。
※1 角層まで
※2 うるおいを与えて、乾燥によるくすみを防ぐ